
夏の外出でつらいのは、紫外線だけではありません。日なたを歩いていると、肌に刺さるような日差しと、頭上から降り注ぐ熱気にぐったりしてしまいますよね。
そんななか、「マツコの知らない世界」で紹介されて話題になったのが、東レの高機能生地「サマーシールド®」を使った日傘です。なかでもCOKAGE+は、木陰のような涼しさを目指した日傘として注目されています。
ただ、遮光率や遮熱率、サイズ、重さなど、選ぶときに見るポイントは意外と多いもの。この記事では、サマーシールドの日傘が猛暑に強い理由から、失敗しにくい選び方、使い方までわかりやすく解説します。
サマーシールドの日傘とは?まず知っておきたい基礎知識
東レの高機能生地を使った日傘
サマーシールド®は、東レが開発した日傘向けの高機能生地です。一般的な日傘のように日差しを遮るだけでなく、光と熱を抑えることを考えた素材なんです。
この生地を採用した日傘には、ウォーターフロントのCOKAGE+などがあります。つまり「サマーシールド」は商品名ではなく、生地のブランド名。商品によってサイズや骨の構造、持ちやすさは異なるため、素材だけで決めないことも大切です。
遮光・UVカット・遮熱は別の機能
日傘選びで混同しやすいのが、遮光、UVカット、遮熱の違いです。遮光はまぶしさや光を抑える機能、UVカットは紫外線を抑える機能、遮熱は傘の下に伝わる熱を抑える機能と考えるとわかりやすいでしょう。
「完全遮光」と表示されていても、それだけで傘の下が涼しくなるとは限りません。猛暑対策を重視するなら、遮光率だけでなく遮熱性能や生地の構造にも注目したいところです。
晴雨兼用なら突然の雨にも対応
サマーシールド採用モデルのなかには、晴雨兼用として使えるものもあります。日差しの強い日に出かけ、帰り道で雨に降られる……そんな夏特有の天候にも対応しやすいのが魅力です。
ただし、晴雨兼用でも雨傘とまったく同じ使い方ができるとは限りません。大雨や強風の日には無理をせず、使用後は水分をよく乾かしてから収納してくださいね。
なぜ猛暑に強い?サマーシールドの実力をチェック
特殊な多層構造で日差しと熱を抑える
サマーシールドの大きな特徴は、複数の層を組み合わせた生地構造です。光を反射・遮蔽する層や、熱の伝わりを抑える層によって、傘の内側に届く刺激を少なくする設計になっています。
日差しを遮るだけの日傘では、傘の表面が熱くなり、その熱が内側に伝わることがあります。サマーシールドはこの熱の伝わりにも配慮しているため、炎天下で使ったときに「普通の日傘より涼しい」と感じやすいのでしょう。
番組で注目された「木陰のような涼しさ」
番組では、強い照明で暑さを再現し、サマーシールドを使った日傘の涼しさが紹介されました。通常の環境とは条件が異なるものの、傘を差した部分と差していない部分で、熱の感じ方に違いが出る様子が話題になったんです。
「後ろから来る暑さを感じにくい」「太陽を直接感じない」といった反応が注目を集めたのも納得できます。もちろん体感には気温、湿度、風、服装なども関係しますが、日差しの強い場所ほど遮熱日傘の良さを実感しやすいと思います。
遮熱率の数字はモデルごとに確認
サマーシールド採用の日傘でも、すべてが同じ性能とは限りません。生地の種類や色、表面加工、モデルの設計によって、遮熱率やサイズ、重さが変わる場合があります。
たとえばCOKAGE+ACTIVE耐風55cmでは、改良によって遮熱性能が高められたモデルが紹介されています。気になる商品を見つけたら、「サマーシールド使用」という言葉だけでなく、公式の商品ページで遮光率、UVカット率、遮熱率を確認しましょう。
サマーシールド日傘の選び方|失敗しない5つの確認ポイント
涼しさ重視なら遮熱性能と傘の大きさ
とにかく暑さを抑えたい方は、遮熱性能を最優先にしてみてください。遮光率が高いことに加え、遮熱率や表面温度の変化が紹介されているモデルだと、比較しやすくなります。
そして見落とせないのが傘の大きさです。傘が小さいと顔は守れても、肩や背中に日差しが当たりやすくなります。通勤や散歩でしっかり日陰を作りたいなら、開いたときの直径や親骨の長さも確認しておきたいですね。
毎日持ち歩くなら重さと収納サイズ
高機能な日傘ほど、生地や骨がしっかりしていて重くなることがあります。涼しさは魅力でも、バッグに入れるのが嫌になれば、結局使わなくなってしまうかもしれません。
通勤や買い物で毎日持ち歩くなら、重量と収納時の全長をチェックしましょう。軽量タイプは持ち運びやすい一方、開いたときのサイズが小さめの場合もあります。軽さ、大きさ、丈夫さのどれを優先するか、先に決めておくと選びやすいですよ。
風が強い場所では耐風性を確認
ビル街や駅前、海辺では、日差しだけでなく突然の強風にも注意が必要です。風を受けたときに傘がひっくり返りにくい構造や、耐風性をうたったモデルなら、安心感が高まります。
ただし、耐風傘でも台風のような強風に耐えられるわけではありません。風が強くなったら閉じるのが基本です。日傘を長く使いたいなら、無理に差し続けないことも立派なお手入れになります。
開閉方法と持ち手も使い勝手を左右する
折りたたみ日傘には、手開きタイプとジャンプ式などがあります。駅で素早く開きたい方は操作性を、コンパクトに収納したい方はたたみやすさを重視するとよいでしょう。
持ち手の形や素材も意外に重要です。木製ハンドルは見た目の上質感があり、握りやすい形状のハンドルは長時間の使用に向いています。ネットで購入する場合は、写真だけでなく口コミで「たたみやすい」「持ちやすい」といった声も探してみてください。
効果を引き出す使い方とお手入れのコツ
日なたに出る前に開くのが基本
日傘は、暑くなってから使うより、日なたに出る前に開くのが効果的です。駅のホームや建物の出口など、直射日光を浴びる場所へ出る直前に準備しておくと、頭や肩に熱がこもりにくくなります。
傘は頭の真上に固定するより、太陽の位置に合わせて少し傾けるのがコツです。ただし、視界が狭くなるほど傾けるのは危険。歩行者や自転車に注意しながら、周囲が見える位置で使ってください。
大きく開いて日陰をしっかり作る
日傘の下に入っているつもりでも、傘が十分に開いていなければ隙間から光が入り込みます。骨がきちんと伸びているか確認し、顔だけでなく首元や肩まで覆える位置に持ちましょう。
日傘だけで暑さを完全に防ぐことはできません。帽子や涼しい服装、水分補給も組み合わせて、日差しの強い時間帯はできるだけ短時間で移動するのがおすすめです。
使用後は陰干ししてから収納
晴雨兼用の日傘を雨で使ったあとは、乾いた布で水滴を軽く拭き、風通しのよい場所で陰干しします。濡れたまま袋に入れると、においやカビ、撥水性能の低下につながることがあります。
強く絞ったり、洗剤でゴシゴシ洗ったりするのは避けたほうが無難です。生地や加工を傷める可能性があるため、お手入れ方法は購入した商品の表示やメーカーの案内に従ってください。
サマーシールド日傘のよくある質問
Q1. サマーシールドならどの商品も同じくらい涼しいですか?
同じ生地を使っていても、モデルによって涼しさの感じ方は変わる可能性があります。傘の大きさ、色、生地の仕様、開き方、使用する環境が異なるためです。
商品を比較するときは、遮熱率だけでなく、開いたサイズや生地の説明も確認しましょう。実際の口コミは参考になりますが、体感には個人差がある点も覚えておきたいところです。
Q2. サマーシールドの日傘は雨の日にも使えますか?
晴雨兼用として販売されているモデルであれば、雨の日にも使えるものがあります。ただし、商品によって対応できる雨の強さやお手入れ方法は異なります。
購入前に「晴雨兼用」の表記を確認し、使用後はしっかり乾燥させてください。日傘専用の商品を雨の日に使うのは、生地や加工を傷める原因になる場合があります。
Q3. どこで買うと安心ですか?
公式オンラインショップや正規販売店、百貨店などで購入すると、商品の仕様や保証について確認しやすいでしょう。人気モデルは暑い時期に品切れになることもあるため、在庫と納期は注文前に見ておくと安心です。
通販では、商品名に「サマーシールド」と入っているかだけで判断せず、販売元、サイズ、重量、晴雨兼用かどうかを確認してください。価格が極端に安い場合は、型番や販売元を慎重にチェックしたいですね。
まとめ|サマーシールドは暑さ対策を重視する方におすすめ
サマーシールドの日傘は、光を遮るだけでなく、熱の伝わりにくさにも配慮された高機能素材を使っている点が魅力です。番組で紹介されたCOKAGE+などが注目されたのも、炎天下での涼しさを実感しやすいからでしょう。
選ぶときは、遮熱性能、遮光・UVカット性能、サイズ、重さ、耐風性、開閉のしやすさを順番に確認してみてください。最強の1本を探すというより、「自分が毎日使い続けられる1本」を選ぶのが成功の近道です。
日傘に加えて水分補給や休憩も取り入れれば、夏の外出はもっと快適になります。今年の猛暑対策に、木陰を持ち歩く感覚でサマーシールドの日傘を取り入れてみてはいかがでしょうか。






