
「おばあちゃん、岩盤浴って知ってる?」
温かい石の上に横になって、じんわり汗をかく岩盤浴。私が初めておばあちゃんに話したとき、「サウナは熱くて無理だけど、それなら気持ちよさそうね」と目を輝かせてくれました。
でも、70代や80代の方にとっては、温度や時間、持病のことなど気をつけたいことがたくさんあります。何も知らずに行くと、せっかくの楽しい時間が台無しになってしまうかもしれません。
この記事では、孫である私の目線から「おばあちゃんを安心して岩盤浴に連れて行くためのポイント」をまとめました。温度設定や休憩の取り方、施設選び、帰宅後の体調チェックまでしっかりお伝えします。
「また一緒に行きたい!」と笑ってくれるような、温かくて安全な岩盤浴タイムのヒントを、ぜひ最後まで読んでください。
目次
岩盤浴 70代80代でも楽しめる安心の基本知識
岩盤浴は高温サウナほど体への負担が少なく、70代80代でも楽しめる温活法です。ただし、安全に続けるためには温度・時間・休憩の取り方に注意が必要です。無理をせず、自分の体調に合った利用方法を選べば、心身ともにリフレッシュできます。
70代80代でも岩盤浴は安全?
結論から言うと、多くの70代80代の方にとって岩盤浴は安全に楽しめます。ただし、持病や体調によっては注意が必要です。岩盤浴は40〜45℃前後と低めの温度設定が多く、湿度も適度に保たれているため、サウナよりも体への負担が少ないのが特徴。
「汗をかくのは苦手」という方でも、じんわりと温まることで血流が良くなり、冷えやこわばりの改善に役立ちます。ただし、体調が万全でないときや、めまい・動悸がある日は無理をせず、入浴を控える判断も大切です。
高齢者に適した温度・湿度設定
高齢者の場合、室温は40℃前後、湿度は50〜60%程度がおすすめです。これにより発汗は促されつつも、急激な心拍数上昇や脱水のリスクを抑えられます。施設によっては「低温岩盤浴」や「シニア向けコース」があり、初めての方でも安心。
私が祖母と行った施設では、スタッフさんが事前に温度の確認と水分補給の案内をしてくれました。こうした配慮のある施設を選ぶことで、リラックス度がぐっと高まります。
1回あたりの利用時間の目安
高齢者の岩盤浴は、1回10〜15分を目安に休憩を挟むのが理想です。長時間入ると脱水や疲労が蓄積しやすくなるため、休憩中は涼しい場所で水分補給を忘れずに。
私とおばあちゃんの場合、15分×2セットにして、その間に麦茶を飲みながら会話を楽しみました。時間を短くしても、体の芯から温まる心地よさはしっかり感じられます。
岩盤浴利用前に確認したい健康チェック
岩盤浴は心身を温める効果がありますが、高齢者の場合は事前の健康確認が欠かせません。持病や体調の変化を把握し、安全に楽しめる状態かを確認してから利用しましょう。
持病がある場合は利用しても大丈夫?
持病があっても岩盤浴を楽しめるケースは多いですが、かかりつけ医に相談してからが安心です。特に心臓病、高血圧、腎疾患などの慢性疾患をお持ちの方は、長時間の発汗による負担が大きくなる可能性があります。
私の祖母も高血圧の薬を服用しているため、最初は医師に相談してから短時間の利用にしました。医師から「水分補給をしっかりすれば大丈夫」と言われたことで、安心して体験できました。
岩盤浴を避けた方が良い病気や症状
以下のような状態のときは、岩盤浴は控えるのが安全です。
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発熱や風邪の症状があるとき
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動悸や息切れがするとき
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体に炎症や怪我があるとき
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めまい、立ちくらみを感じているとき
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脱水や下痢などで水分不足のとき
これらの症状があるときは、温熱による血流促進が体に負担をかけ、回復を遅らせることがあります。無理をせず、体調が整ってから楽しむのがベストです。
利用前後の食事・水分補給の注意点
岩盤浴の前は、満腹や空腹を避け、軽く消化の良い食事を済ませると快適に過ごせます。満腹だと消化に血液が集中し、温熱効果が半減することも。
また、水分補給は入る前と休憩中、終了後の3回を意識することが大切です。私たちは常温の麦茶を持参し、入浴後は塩分補給も兼ねて梅干しを一緒にいただきました。これで帰宅後も疲れが残らず、快適に過ごせました。
孫と一緒に楽しむ岩盤浴の工夫
孫とおばあちゃんが一緒に岩盤浴を楽しむには、ただ入るだけでなく「会話の時間」「休憩のタイミング」「安心できる環境づくり」が大切です。お互いが心地よく過ごせるよう、ちょっとした工夫を取り入れましょう。
孫と入るときのマナーと気遣い
高齢者は熱や湿度に敏感なため、自分のペースを押し付けず、相手に合わせることが大切です。場所取りは出入口や壁際など、温度変化の少ない位置を選ぶと安心。
また、岩盤浴室では静かな環境を保つ施設も多いので、声の大きさにも配慮しましょう。私とおばあちゃんは、岩盤浴中は静かに過ごし、休憩スペースでゆっくり会話を楽しむようにしています。
声をかけるタイミングと話題の工夫
「そろそろ休憩しようか?」と声をかけるタイミングは、おばあちゃんの表情や呼吸を見ながら決めます。汗の量や顔色の変化は大事なサインです。
話題はリラックスできるものを選び、昔の思い出や家族の話など、温かい気持ちになれる話が◎。岩盤浴は心が解放されやすい時間なので、自然と笑顔が増えます。
初心者おばあちゃん向けリラックス方法
初めての高齢者におすすめのリラックス方法は次の通りです。
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室内では深呼吸をゆっくり行う
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無理せず横になり、足を少し開く
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頭の下にタオルを敷いて安定感を出す
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最初は短時間で切り上げる
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休憩中は水分と塩分を一緒に摂る
これらを意識することで、体への負担が減り、心地よさを存分に味わえます。私の祖母も、この方法で「思ったより楽だった」と笑顔を見せてくれました。
施設選びと安全対策
70代80代のおばあちゃんと岩盤浴を楽しむには、施設の環境やサービス内容がとても重要です。バリアフリー対応や休憩スペースの充実度、スタッフの配慮など、安全に直結するポイントを押さえて選びましょう。
高齢者向けの施設選びポイント
高齢者に優しい施設かどうかは、次のポイントで見極められます。
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室温や湿度の調整ができる
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出入口や通路が広く、段差が少ない
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休憩スペースが近くにある
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水分補給できる場所がすぐ近くにある
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スタッフが常駐していて声をかけやすい
私が祖母と行った施設は、低温室と高温室を選べるタイプで、無理のない温度から始められました。こうした柔軟性のある施設は、高齢者にも安心です。
バリアフリー対応や高齢者割引の有無
バリアフリー対応は、安全に利用するための必須条件です。スロープや手すり、滑りにくい床材が整っていると、移動の負担が軽くなります。
また、高齢者割引やシニアデーがある施設なら、金銭的にも続けやすくなります。祖母との外出では「お得に楽しめた」という満足感も大事な要素です。
転倒やケガを防ぐための工夫
岩盤浴の床はタオルを敷いても湿って滑りやすくなることがあります。入室前に必ず足元を確認し、移動はゆっくりと。
また、立ち上がるときは一度座ってから、深呼吸をして体を落ち着けてから動くと安全です。付き添いの孫が腕を軽く支えてあげるだけでも、安心感はぐっと高まります。
岩盤浴後の体調管理と帰宅後ケア
岩盤浴後は、体が温まっている反面、汗で水分やミネラルが失われている状態です。特に70代80代の方は体調変化が出やすいため、施設を出た後のケアや観察がとても大切です。
岩盤浴後の体調変化と対処法
岩盤浴後は、立ちくらみやだるさ、軽い頭痛が起こることがあります。これは血管拡張や脱水が原因の場合が多いです。
もし顔色が悪い、会話の反応が鈍い、足元がふらつくといった様子があれば、すぐに椅子やベンチで休ませ、水分と塩分を補給しましょう。私も祖母と行った際、一度めまいが出たときに梅干し入りのお茶を飲ませたら、10分ほどで元気になりました。
帰宅後に注意すべき体調のサイン
帰宅後は、普段よりも体が疲れやすくなっています。特に以下のサインがないか確認しましょう。
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強い疲労感やだるさが長引く
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食欲がない
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めまい・立ちくらみが続く
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夜間に強い喉の渇きや頻尿がある
これらが出た場合は、休養を優先し、必要であれば医療機関に相談することが安心です。
岩盤浴が冷え性や腰痛に与える影響
岩盤浴は血流促進により、冷え性の改善や筋肉の緊張緩和に役立ちます。腰痛の原因が筋肉のこわばりであれば、温熱効果で痛みが和らぐこともあります。
ただし、炎症がある腰痛や急性期の症状には逆効果になる場合があるため、事前に医師の判断を仰ぎましょう。祖母は慢性的な冷えと軽い腰痛持ちですが、月1〜2回の岩盤浴で「足先までポカポカ」と喜んでいます。
まとめ:おばあちゃんと孫で安心して楽しむ岩盤浴
今回の記事ではこんなことを書きました。以下に要点をまとめます。
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70代80代でも岩盤浴は安全に楽しめるが、温度・時間・体調管理が大切
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持病や症状によっては利用を控えるべき場合がある
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孫と一緒に行く場合は、会話や休憩のタイミングを配慮すると安心
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施設は温度調整可能・バリアフリー・シニアサービスありがおすすめ
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岩盤浴後は水分と塩分補給、帰宅後の体調観察を忘れない
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冷え性や筋肉のこわばり改善に役立つが、炎症性の症状には注意
おばあちゃんが「また行きたい」と笑顔で言ってくれるためには、事前準備と小さな気遣いが何よりのポイントです。今回の内容を参考に、世代を超えて心地よい時間を楽しんでください。







