
毎年お正月に行われる初詣。
家族や恋人と神社やお寺を訪れ、手を合わせて願い事をする——というのが日本の定番の風景ですよね。
でも最近、「初詣でお願いしてはいけない」という話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
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え?願い事してはいけないの?
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じゃあ何をしに行くの?
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してはいけないお願いって、どういうこと?
この記事では、初詣での「お願いしてはいけない」の真意と背景、正しい祈り方をわかりやすく解説します。
知らずに失礼な参拝をしてしまわないように、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
初詣で「お願いしてはいけない」と言われる理由とは?
まず最初に、このフレーズに惑わされないことが大切です。
❌ 本当に「一切の願い事をしてはいけない」という意味ではない
多くの場合、この言葉は「初詣では、ただお願い事をして帰るのはマナー違反」という意味合いで使われています。
つまり、「お願いの内容」や「祈り方」によっては、神様にとって失礼に当たるケースがあるということです。
✅ 初詣は“感謝”と“決意”を伝える場
神社にお参りする目的は、もともと「神様に日々の感謝を伝えること」です。
初詣では、まず旧年中の無事に感謝し、新しい一年の無事と繁栄を「誓う」というのが本来のあり方。
つまり、いきなり「〇〇が叶いますように!」とお願いするのではなく、
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「昨年も守ってくださり、ありがとうございました」
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「本年も精進いたしますので、どうかお見守りください」
といった形が神道的な考え方に沿った参拝になります。
初詣で「お願いしてはいけない」願い事の具体例
⚠️ 自分本位・他力本願なお願い
以下のようなお願いは、神様にとって「無礼」とされることがあります:
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「宝くじ当たりますように!」
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「あいつが不幸になりますように」
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「何も努力しないけど、彼氏ができますように」
神社の神様は“努力する者を応援する存在”であり、ただのお願いマシンではありません。
見返りを求めるだけの祈りや、他人の不幸を願うような祈りは、むしろ「運気を下げる」とも言われています。
⚠️ 複数の神社で同じお願いを繰り返す
初詣でいくつもの神社を回って、同じお願いを何度もするのは控えた方がいいと言われることもあります。
これはスピリチュアル的に言うと「神様を信用していない」「一番ご利益のありそうな神様を探している」という態度に見えることがあるためです。
1つの神社で心を込めて願い、あとは自分の行動で実現に近づけていく——
この姿勢こそが大切です。
神社とお寺の違いも理解しよう
実は、お願い事の仕方は神社とお寺で少し異なるのをご存じですか?
🏯 神社(神道)
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神様への感謝と決意表明が基本
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願い事は“宣言”のようにする(例:「健康に気をつけて生活します」)
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拝礼は「二礼二拍手一礼」
🛕 お寺(仏教)
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自分自身と向き合い、煩悩を鎮める場所
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願い事は“内省と祈り”に近い
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合掌・一礼で参拝する
初詣では両方に行く方も多いですが、参拝の作法と祈りの内容を変えることで、より丁寧な気持ちが伝わります。
正しい初詣の心構えと作法
ここで、お願いをする前に確認したい「初詣の基本的な作法」と心構えをまとめておきます。
🧹 ① 鳥居をくぐる前に一礼
神域に入ることへの敬意を表します。
🚶♂️② 参道は中央を避けて歩く
参道の中央は「正中(せいちゅう)」と呼ばれ、神様の通り道とされています。
端を静かに歩きましょう。
💧③ 手水舎で手と口を清める
心身の穢れを祓い、神様に失礼のないようにします。
🙏④ 感謝 → 誓い → 願い事 の順で祈る
いきなりお願いするのではなく、
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「昨年のお礼」
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「今年の決意(努力目標)」
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「それを支えてください」と祈る
という順番が最も丁寧です。
願い事は「伝え方」がすべて
たとえば「試験に受かりますように」という願いをしたい場合でも、
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❌「何とか合格させてください!」
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✅「日々の勉強を怠らず努力しますので、お力添えをお願いいたします」
このように伝えるだけで、祈りの波動がまったく違ってきます。
神様は、努力と誠意を持つ者の背中を押してくれる存在です。
他力本願ではなく、神様との“共同作業”であると意識すると、願いもより叶いやすくなると言われています。
✅ まとめ:「お願いしてはいけない」わけじゃない。大切なのは“姿勢”と“誠意”
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初詣で「お願いしてはいけない」は、“感謝もせずお願いだけするのはNG”という意味
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願い事よりもまず感謝と決意表明が大切
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自分本位・他人の不幸を願うような内容は避ける
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神様との関係は、お願いではなく“日々の誠実さ”で育まれる
神社は「お願いを叶えてもらう場所」ではなく、「魂を整える場所」。
初詣ではぜひ、静かな心で感謝を捧げ、1年を清らかに始める機会として参拝してみてくださいね。







